山が見える(読み)ヤマガミエル

デジタル大辞泉 「山が見える」の意味・読み・例文・類語

やま・える

事が進んで、完成までの見通しがつく。「難工事もどうやら―・えた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山が見える」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 が=見(み)える[=見(み)られる]

  1. 前途見込みがつく。難所や困難な時期を乗り切って、将来の見通しが立つ。
    1. [初出の実例]「相手も山も見えぬむさし野に」(出典:浮世草子・色里三所世帯(1688)下)
  2. 物事最盛期を過ぎる。下り坂にむかう。
    1. [初出の実例]「あの商売も、もう山が見えてるわよ」(出典:銀座川(1950‐51)〈井上友一郎〉序)

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