山ノ口村(読み)やまのくちむら

日本歴史地名大系 「山ノ口村」の解説

山ノ口村
やまのくちむら

[現在地名]安心院町山ノ口

畳石たたみいし村の南にある。当地寒水そうず川と福貴野ふきの川が合流し、深見ふかみ川となる。村西部のすずつか山をはじめとする山々の入口にあたることが地名の由来という。近世領主変遷妻垣つまがけ村に同じ。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高七四石余、人数三五、うち百姓六(うち庄屋一)・名子二・牢人一、牛四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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