畳石村(読み)たたみいしむら

日本歴史地名大系 「畳石村」の解説

畳石村
たたみいしむら

[現在地名]安心院町畳石

水車みずぐるま村の南、深見ふかみ川上流の左岸にある。村域全体が山間部にあたり、深見川を挟んで東は内河野うちがわの村、南はやまくち村。当村西部の山々が鉄平石(板状節理の発達した輝石安山岩)で成立っていることが地名の由来といわれる。同石材は宇佐地方の組合せ式石棺に多く使用されている。「宇佐郡地頭伝記」によると、中世当地には松木氏が住していた。同氏は元来玖珠くす塚脇つかわき(現玖珠町)を拠点としていたが、松木宗則の代に深見氏(深見谷大村に住す)を継ぎ、天文元年(一五三二)に当地の糸永氏を攻め落して知行を宛行われたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む