山下敬吾(読み)やました けいご

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山下敬吾」の解説

山下敬吾 やました-けいご

1978- 平成時代の囲碁棋士。
昭和53年9月6日生まれ。昭和61年小学2年生で全国少年少女囲碁大会優勝(最年少記録),翌年菊池康郎門にはいる。平成元年日本棋院院生となり,5年入段。日本棋院東京本院所属。10年新人王戦優勝(13年まで4連覇)。12年碁聖戦で小林光一をやぶり初のビッグタイトルを獲得。15年棋聖位獲得で9段に昇格した。16年天元位を獲得。同年入段から10年11ヵ月の史上最速で500勝を達成した。18年棋聖位に復位,王座を獲得。21年棋聖戦を4連覇。同年張栩(ちょう-う)を破り天元位に復位した。22年第65期本因坊となる。23年井山裕太より名人位を勝ち取り,名人本因坊となる。北海道出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android