日本歴史地名大系 「山之手町」の解説 山之手町やまのてちよう 広島県:三原市三原城下山之手町[現在地名]三原市館(やかた)町福島正則が慶長五―二〇年(一六〇〇―一五)頃桜(さくら)山南麓に開いた町。小早川隆景が三原城大修築の際に沼田(ぬた)地方(現豊田郡本郷町一帯)から移した正法(しようぼう)寺(真言宗)・平坂(ひらさか)寺(真言宗、現廃寺)を、福島正則が城の鬼門にあたる山中(やまなか)村内の飛地(三原東町分)に移し、跡地に侍屋敷を置き、城内とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by