山口小静(読み)ヤマグチ コシズ

20世紀日本人名事典 「山口小静」の解説

山口 小静
ヤマグチ コシズ

明治・大正期の社会運動家



生年
明治33(1900)年

没年
大正12(1923)年3月26日

出生地
台湾

学歴〔年〕
東京女高師〔大正8年〕中退

経歴
在学中、友愛会参加して退学処分となる。女中などで自活しながら水曜会の結成に参加するが、健康を害し台湾に帰郷女学校につとめるかたわら、エスペラントを学び、ロシア飢饉救済運動などをおこした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口小静」の解説

山口小静 やまぐち-こしず

1900-1923 大正時代の社会運動家。
明治33年台湾生まれ。東京女高師(現お茶の水女子大)在学中に山川菊栄(きくえ)の社会主義研究会にはいって活動し,退学処分となる。大正10年水曜会に参加。病気療養のため台湾にもどり,ロシア飢饉(ききん)救済運動をおこしたが,大正12年3月26日死去。24歳。別名は吉田梅子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android