山容水態(読み)サンヨウスイタイ

デジタル大辞泉 「山容水態」の意味・読み・例文・類語

さんよう‐すいたい【山容水態】

山水景色。自然のすがた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山容水態」の意味・読み・例文・類語

さんよう‐すいたい【山容水態】

  1. 〘 名詞 〙 山のかたちと川や湖などのすがた。山水のながめ。山水のけしき。
    1. [初出の実例]「山容水態の区分(まちまち)たる、自から陶染を承け〈紀斉名〉」(出典新撰朗詠集(12C前)上)
    2. [その他の文献]〔元稹‐和楽天重題別東楼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「山容水態」の解説

山容水態

山のかたちと川や湖などのすがた。山水のけしき。

[使用例] この霽朗なる昼間の山容水態は、明媚いかでか画もしかん[尾崎紅葉*続々金色夜叉|1899~1902]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android