山寺名(読み)やまでらみよう

日本歴史地名大系 「山寺名」の解説

山寺名
やまでらみよう

[現在地名]島原市前浜町・本町・山寺町

杉谷すぎたに村の東部にある地名。大宝元年(七〇一)行基によって開創されたという大乗院満明まんみよう(現小浜町)の分院として山寺に竜源りゆうげん寺が建立されたという。江戸時代は杉谷村のうち。元和三年(一六一七)のイエズス会管区長宛のコウロス徴収文書に「山寺」の田上弥兵衛寿わん・へいとろ・浦上大蔵ろれんそ・本田八兵衛まちやすらキリシタンの代表者と考えられる八名が署名している。「山寺乙名くミおや るうかす」「同さし」とも記され、山寺にも村方役人が置かれていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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