山崎斌(読み)ヤマザキ アキラ

20世紀日本人名事典 「山崎斌」の解説

山崎 斌
ヤマザキ アキラ

大正・昭和期の小説家,評論家



生年
明治25(1892)年11月9日

没年
昭和47(1972)年6月27日

出生地
長野県東筑摩郡麻績村

経歴
国民英学会で学び、23歳から漂浪生活に入り「京城日報」編集を経て、大正8年帰京。10年「二年間」を発表し、11年短篇集「郊外」を刊行。ついで12年に「静かなる情熱」、評論集「病めるキリスト教」を刊行する。13年「芸術解放」を創刊戦後古来から伝わる植物染めに関する研究をすすめ“草木染”と命名、「草木染百色鑑」などを刊行。他の主な著書に「女主人」「犠牲」「藤村の歩める道」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android