日本歴史地名大系 「山形帳村」の解説 山形帳村やまがたちようむら 島根県:能義郡広瀬町山形帳村[現在地名]広瀬町富田(とだ)町帳(まちちよう)村の南、月(がつ)山の北麓一帯を村域とし、西は飯梨(いいなし)川(富田川)、東は新宮(しんぐう)村に接していたとみられる。正保国絵図に町帳村とともに一つの村形に記される「山帳村」が当村であろう。戦国期には富田城の城郭と城下町であったと推察される。明治八年(一八七五)新宮村・牧谷(まきだに)村と合併して富田村となる。「郡村誌」によると富田村は田四〇町余・畑一一町三反・宅地三町一反余・山林七四六町六反余、戸数九五・人数四三〇、牛六五・馬一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by