日本歴史地名大系 「山方町」の解説 山方町やまがたまち 茨城県:那珂郡山方町面積:八四・三一平方キロ那珂郡の最北部に位置し、北は久慈郡大子(だいご)町、東は同郡水府(すいふ)村と金砂郷(かなさごう)村、南は大宮町、西は美和(みわ)村。東側に籠岩(かごいわ)山(五〇一・四メートル)・西金砂(にしかなさ)山(四一八メートル)などの険しい久慈山地があり、西側には鷲子(とりのこ)山地がある。町の中央を北から南に久慈川が流れ、山方町はほぼ中流域にあたる。北部には山地が多く、町の中央から南は急に開けて台地となる。国鉄水郡線と国道一一八号が久慈川に沿って町を南北に縦貫し、主要な地方道路としては長沢(ながさわ)を経て美和村高部(たかぶ)・鷲子へ通じる線と、西野内(にしのうち)を経て金砂郷村・常陸太田市へ通じる線がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報