デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本元国」の解説 山本元国 やまもと-もとくに ?-? 江戸時代前期の剣術家。山本玄常の子。父にまなび,父の没後は越後(えちご)(新潟県)高田の山中に出家隠棲(いんせい)した。当地をおとずれた柳生三厳(やぎゅう-みつよし)(1607-50)と技をきそって敗れ,三厳に無明の剣をつたえた。のち三厳の推挙により還俗(げんぞく)して尾張(おわり)名古屋藩主につかえた。名は賢次。号は雪好。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例