山来村(読み)やまくむら

日本歴史地名大系 「山来村」の解説

山来村
やまくむら

[現在地名]桜川村南山来みなみやまく

須賀津すかづ村の西に位置し、古くは霞ヶ浦入江に面していた。正保元禄(一六四四―一七〇四)四箇しか村から分村と伝え(新編常陸国誌)元禄郷帳の村高は七九石余。天保郷帳では二九三石余と大幅に増加するが、四箇村の一部が当村に入ったためと考えられる。幕末は南山来村として旗本安藤氏領五〇石余(各村旧高簿)。享和四年(一八〇四)一月の乍恐以書付願上候(油原一郎氏蔵)によれば船積みした上納米が難船し水腐米となったため、名主市郎右衛門は年貢延納を嘆願している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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