山根坂上遺跡(読み)やまねさかうえいせき

日本歴史地名大系 「山根坂上遺跡」の解説

山根坂上遺跡
やまねさかうえいせき

[現在地名]羽村市羽東一―三丁目

多摩川左岸の河岸段丘(拝島面)上に位置する縄文時代の遺跡。標高約一四六メートル、現河床との比高約二四メートルで、崖線には豊富な湧水がある。昭和四六年(一九七一)から開始された発掘調査などで縄文時代中期後半の大規模な集落が発見された。集落は勝坂式土器の終末期頃から加曾利E式土器を主体とする時期の住居跡七〇軒以上が長径約一五〇メートルの環状に配置され、中央に径約六七メートルの広場があり、その一角に径約九メートルの半円形の配石遺構が構築されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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