山桝義寛(読み)ヤママス ヨシヒロ

20世紀日本人名事典 「山桝義寛」の解説

山桝 義寛
ヤママス ヨシヒロ

昭和期の蚕糸学者 京都工芸繊維大学教授



生年
明治31(1898)年6月16日

没年
昭和40(1965)年3月10日

出生地
鳥取県

学歴〔年〕
京都高等蚕業学校〔大正10年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和20年〕

経歴
京都高等蚕業学校助教授、教授を経て、京都工業繊維大学教授、同繊維学部長を歴任。この間、京都大学農学部で養蚕学を講じた。昭和27年退官。1、2期日本学術会議会員を務めた。蚕病消毒研究絹糸の多角体病などで業績を上げた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山桝義寛」の解説

山桝義寛 やまます-よしひろ

1898-1965 昭和時代の蚕糸学者。
明治31年6月16日生まれ。母校京都高等蚕業の教授となり,その後身の京都工芸繊維大教授。蚕病の消毒,解毒剤としての晒(さら)し粉の研究で知られた。昭和40年3月10日死去。66歳。鳥取県出身。著作に「蚕病学教科書」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android