山田光雄(読み)ヤマダ ミツオ

20世紀日本人名事典 「山田光雄」の解説

山田 光雄
ヤマダ ミツオ

大正・昭和期の物理学者 東北大学理学部教授。



生年
明治26(1893)年1月

没年
昭和28(1953)年8月22日

出生地
北海道

学歴〔年〕
東北帝大理科大学物理学科〔大正5年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和2年〕

経歴
海軍技師を経て、大正9年東北大理学部助教授、13年教授となった。この間同大金属材料研究所員兼務、昭和2〜5年ドイツ、フランスに留学。24年から理学部長を2年務めた。また学術研究会議会員、日本学術会議会員を歴任。結晶表面エネルギーの研究で知られる。著書に「温度とその測定法」「ベクトルテンソル」「力学」(全2巻)、「結晶物理学」「X線分光法」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田光雄」の解説

山田光雄 やまだ-みつお

1893-1953 大正-昭和時代の物理学者。
明治26年1月15日生まれ。海軍技師をへて大正13年東北帝大教授となる。同大金属材料研究所員を兼任し,のち理学部長をつとめた。学術会議会員。昭和28年8月22日死去。60歳。北海道出身。東北帝大卒。著作に「結晶物理学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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