デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田登」の解説 山田登 やまだ-のぼる 1821-1876 幕末-明治時代の武士。文政4年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。万延元年勘定奉行から用人となる。藩財政の立て直しにつとめ,岩木川の支流山田川を改修し周辺の水田開発をおこなう。明治3年藩主津軽承昭(つぐあきら)に藩政改革をうったえて蟄居(ちっきょ)となり,7年にも県政に不満で出訴した。明治9年死去。56歳。本姓は宇佐美。名は広弼。幼名は又一郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例