20世紀日本人名事典 「山部俊郎」の解説 山部 俊郎ヤマベ トシロウ 昭和・平成期の棋士 囲碁9段。 生年大正15(1926)年7月31日 没年平成12(2000)年2月5日 出生地東京 経歴向井清純8段に入門、昭和16年入段。20年4段、24年6段、29年7段、32年8段、38年9段となる。この間、22年囲碁新社を結成。同年大手合第2部優勝。天元戦の前身、日本棋院選手権戦で2度挑戦者となる。“変幻山部”と呼ばれる華麗な棋風で知られ、藤沢秀行名誉棋聖、梶原武雄9段とともに戦後の三羽ガラスと期待されて活躍した。40年第20期本因坊戦挑戦者になったほか、名人戦リーグに8期、本因坊戦リーグに9期在籍した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山部俊郎」の解説 山部俊郎 やまべ-としろう 1926-2000 昭和-平成時代の囲碁棋士。大正15年7月31日生まれ。昭和15年向井一男に入門。16年初段。22年囲碁新社結成に参加するが,24年日本棋院に復帰。38年9段。大手合優勝2回,名人戦リーグに通算8回参加。藤沢秀行,梶原武雄とともに戦後三羽烏とよばれた。平成12年2月5日死去。73歳。東京出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by