山野内城跡(読み)やまのうちじようあと

日本歴史地名大系 「山野内城跡」の解説

山野内城跡
やまのうちじようあと

[現在地名]泉市実沢 六堂屋敷

山村やまむら(邑)館ともいう。七北田ななきた川の右岸に切立つ、通称ウケスケ山に築かれた砦に近い山城。山は川面より五〇メートルの断崖絶壁上に位置し、東西約三〇〇メートル、南北約一〇〇メートル。山頂を二つもち、地元では二つ城ともよんでいる。

城跡は小さな沢によって画された三つの丘陵上に立地し、それぞれを郭としている。西郭が標高九八メートルで最も高く、東郭が八八メートル、中央郭は八五メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android