山門奉行(読み)サンモンブギョウ

精選版 日本国語大辞典 「山門奉行」の意味・読み・例文・類語

さんもん‐ぶぎょう‥ブギャウ【山門奉行】

  1. 〘 名詞 〙 室町幕府の職名。比叡山延暦寺(山門)に関する種々の事務をつかさどった奉行。はじめ評定衆の中から山門奉行一名を定め、奉行人の中から補助職二名を定めたが、のちには奉行人二名がもっぱら事務を処理するようになった。
    1. [初出の実例]「山門奉行佐々木治部少輔」(出典:花営三代記‐応安三年(1370)八月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む