山高きが故に貴からず(読み)ヤマタカキガユエニタットカラズ

デジタル大辞泉 「山高きが故に貴からず」の意味・読み・例文・類語

やまたかきがゆえたっとからず

《「実語教」の「山高きが故に貴からず、樹あるをもって貴しと為す」から》どんなに外観がりっぱであっても、内容が伴わなければすぐれているとはいえない。物事は見かけだけで判断するなというたとえ。

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故事成語を知る辞典 「山高きが故に貴からず」の解説

山高きが故に貴からず

人は外見地位ではなく、中身こそが大切であることのたとえ。

[使用例] 山高きが故に貴からず、樹木あるが故に貴し、とか、いやに興覚めなハッキリした事を断言してはばからぬ実利主義者もあるのだから[太宰治津軽|1944]

[由来] 平安時代の終わりごろからよく用いられた教科書、「じつきょう」の一節から。「山高きが故に貴からず、有るをもって貴しとす(山は高いから貴いのではなく、そこに樹が生えているから貴いのである)」とあります。ちなみに、このあとには「人肥えたるが故に貴からず、智有るを以て貴しと為す」と続いています。

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