山高原村(読み)やまたかはらむら

日本歴史地名大系 「山高原村」の解説

山高原村
やまたかはらむら

[現在地名]君津市山高原

大山野おおやまの村の南東に位置する。古くは高原村であったが、同郡内に同じ村名があるため江戸時代後期に改称したようである。天正二〇年(一五九二)検地があった(「周西郡高原村検地帳写」小川家文書)。文禄二年(一五九三)とされる八月の甲州御小人頭衆知行郷村書立(大野家文書)高原郷とみえ、九〇石余が荻原領となった。同三年の上総国村高帳に高原村とみえるのが当村と考えられ、高八七石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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