岑岑(読み)シンシン

デジタル大辞泉 「岑岑」の意味・読み・例文・類語

しん‐しん【××岑】

[ト・タル][文][形動タリ]頭などがずきずき痛むさま。
頭痛―としてふたたび脳中攪乱かきみだれて来たので」〈木下尚江良人の自白

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精選版 日本国語大辞典 「岑岑」の意味・読み・例文・類語

しん‐しん【岑岑】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ひどく痛むさま。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「岑々(シンシン)たる頭を抑へて未来永劫試験制度を呪詛する」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石〉三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐外戚伝〕

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普及版 字通 「岑岑」の読み・字形・画数・意味

【岑岑】しんしん

頭痛。

字通「岑」の項目を見る

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