岡児ヶ水村(読み)おかちよがみずむら

日本歴史地名大系 「岡児ヶ水村」の解説

岡児ヶ水村
おかちよがみずむら

[現在地名]山川町岡児ヶ水

頴娃えい郡に所属。大山おおやま村の南に位置し、東から南西は海に臨み、南端長崎ながさき鼻が突き出している。現在行政上は「おかちごがみず」という。かつては頴娃郷に所属していたが、慶安三年(一六五〇)山川郷に編入された(文政七年「頴娃郷旧跡帳」県立図書館蔵)。寛文四年(一六六四)の郡村高辻帳に村名はみえず、「列朝制度」に「大山村庄屋」「岡児ヶ水弁指」「大山村岡児ヶ水」と書かれたものがあり、岡児ヶ水は大山村の一方限とされていた時代があったらしい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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