岡山町中御検地畝高地子帳(読み)おかやままちじゆうごけんちせだかじしちよう

日本歴史地名大系 の解説

岡山町中御検地畝高地子帳
おかやままちじゆうごけんちせだかじしちよう

一冊

原本 池田家文庫

解説 貞享元年町奉行国枝平介(助)・薄田孫兵衛の署名がある。延宝四年までに町数・町名の確定した岡山城下の六二町について、町別にそれぞれの高・畝数・地子(徳米と口米)のほか、免地の畝数・徳米を書上げる。六二町のうち西大寺町など六町は頭町、中之町など六町は中六町、その他は外町とよばれ、地子は町によって異なるが頭町が最も高く、中六町・外町の順に低い。免地は家中屋敷のほか会所敷地総年寄など町役人屋敷、旅馬宿、由緒ある寺社の敷地。畝数の総計六三町余(うち免地三町余)、地子九一六石余、口米は一七石余で、付紙によると先年より町奉行に支給。「岡山県史」第二四巻所収。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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