岡崎フラグメント

栄養・生化学辞典 「岡崎フラグメント」の解説

岡崎フラグメント

 DNAの合成は常に5′末端から3′末端へとヌクレオチド鎖が伸長していく.したがって,DNAが複製するときに二本鎖の片方は,連続的に塩基が結合されるが,反対側の鎖は構造上それが不可能なので,真核生物では約100〜200ポリヌクレオチドの断片を作ってそれを結合して合成する.このポリヌクレオチド断片.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の岡崎フラグメントの言及

【DNA複製】より

…すなわち,少なくとも一方の鎖上で起こるDNA鎖の合成は不連続的であり,複製方向と逆向きに合成された短いDNA鎖がDNAリガーゼによって次々と結合されていく(図a)。この短いDNA鎖は〈岡崎フラグメント〉と呼ばれ,下等生物から高等生物に至るまで広くその存在が確認されている。 ところで,DNA複製は遺伝情報の複製という意義をもつ機能であるので,単なるDNA合成とは異なり,厳密な制御をうけている。…

※「岡崎フラグメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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