20世紀日本人名事典 「岡崎マキ」の解説 岡崎 マキオカザキ マキ 昭和期の原爆裁判の原告 原爆裁判原告の最後の生き残り。 生年明治40(1907)年 没年昭和60(1985)年11月4日 旧姓(旧名)多田 経歴昭和20年8月6日広島の爆心地から2.2キロの南区皆実町で被爆。その結果の病気と生活の二重の苦しみをつづった体験記が被爆手記集「原爆に生きて」に載り、それがきっかけで原爆被害者の会とかかわった。30年4月、政府を相手に起こした損害賠償請求訴訟(原爆裁判)の原告の一人で最後の生存者だった。60年9月、悪性しゅようと診断され、2度目の原爆症認定申請中の11月死亡した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡崎マキ」の解説 岡崎マキ おかざき-マキ 1907-1985 昭和時代後期の原爆裁判の原告。明治40年生まれ。昭和20年広島で被爆。マキの体験記が被爆手記集「原爆に生きて」にのり,「原爆被爆者の会」と関係をもつ。30年政府におこした損害賠償請求訴訟(原爆裁判)の原告のひとりで最後の生存者だった。昭和60年11月4日死去。78歳。旧姓は多田。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by