20世紀日本人名事典 「岡村博」の解説 岡村 博オカムラ ヒロシ 昭和期の数学者 京都帝大教授。 生年明治38(1905)年11月10日 没年昭和23(1948)年9月3日 学歴〔年〕京都帝大理学部学士試験〔昭和4年〕合格 学位〔年〕理学博士〔昭和15年〕 経歴昭和4年京大理学部学士試験に合格、理学部講師となり、6年助教授となった。11年数学解析学研究のためフランス、アメリカに留学。17年教授となり数学第3講座を担当した。常微分方程式の解の一意性を対象に研究を進め、A.L.コーシー以来未解決であった問題を解決した。この研究の中間報告で理学博士となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡村博」の解説 岡村博 おかむら-ひろし 1905-1948 昭和時代の数学者。明治38年11月10日生まれ。岡村司の次男。昭和11年欧米に留学。17年母校京都帝大の教授となる。常微分方程式を研究した。昭和23年9月3日死去。44歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by