デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡永松陽」の解説 岡永松陽 おかなが-しょうよう 1798-1869 江戸時代後期の儒者。寛政10年生まれ。行徳元穆(ぎょうとく-げんぼく)の次男。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。佐藤一斎にまなび,藩主有馬頼永の侍読となる。頼永死後の藩内の抗争をみて,嘉永(かえい)元年藩をさり,関東を遍歴。明治2年6月3日上野(こうずけ)(群馬県)で死去。72歳。名は鼎。字(あざな)は世襄,実甫など。別号に蘭洲,楓処など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例