日本歴史地名大系 「岡益石堂」の解説 岡益石堂おかますのいしどう 鳥取県:岩美郡国府町岡益村岡益石堂[現在地名]国府町岡益岡益集落の東方、通称石堂(いしんどう)の森と称される丘陵上にある。寛文二年(一六六二)の大地震で崩れたが、近代に入って修復したという(「岩美郡史」など)。全国的に類例がないとされる山陰最古の石造建築物。現在宮内庁から安徳天皇御陵参考地に指定されている。六メートル四方の基壇の上に厚さ約四〇センチの壁石で囲った石室が造られている。石室の中央に柱礎があり、その上にエンタシスのある円柱が立っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by