岡躑躅(読み)おかつつじ

精選版 日本国語大辞典 「岡躑躅」の意味・読み・例文・類語

おか‐つつじをか‥【岡躑躅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物やまつつじ(山躑躅)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「しづのをがかりてはやせるをかつつじ若枝の花の咲きにける哉〈源顕仲〉」(出典:永久百首(1116)春)
  3. 植物「みやましきみ(深山樒)」の異名。〔本草和名(918頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android