岩住村(読み)いわずみむら

日本歴史地名大系 「岩住村」の解説

岩住村
いわずみむら

合場あいば川・井田いだ川流域にあった近世の村。元和二年(一六一六)黒田くろだ村・寺家じけ村、浜子はまのこ(現婦中町)の三ヵ村に分れたという(婦負郡志)。その後も岩住三ヵ村と称されたというが、正保郷帳に村名がみえ、高二千二六九石余、田方一四八町七反余・畑方二町四反余、別に新田高一五三石余があり、田方八町二反余・畑方二町余となっている。また元禄一一年(一六九八)郷村高辻帳にも岩住村一千八六九石余とあり、天保郷帳にも記載があることから、三ヵ村はそれぞれ村方役人を置くなど独立的であったとしても、行政的には幕府に対してはもとより富山藩内においても少なくとも江戸時代前半は独立していなかったとみてよい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む