最新 地学事典 「岩塩鉱床」の解説
がんえんこうしょう
岩塩鉱床
rock salt deposit
岩塩を主とする堆積鉱床。米国メキシコ湾沿岸(ペルム紀~ジュラ紀),同南西部(ペルム紀),カナダ(Ontario,シルル紀),北西ヨーロッパ(Zechstein,ペルム紀),ウラル西部(石炭紀~ペルム紀),ベラルーシ(デボン紀)等,古生界~中生界の堆積岩に発達。石膏,硬石膏,粘土層を挟む。層厚0.1~200mで,大規模なものの面積は1万km2。構成鉱物は,岩塩,カリ塩,石膏,方解石,ドロマイト,石英。乾燥気候下で陸域における蒸発残留により形成。主産国は,中国,米国,インド,ドイツで,2021年世界生産量は2.9億t。
執筆者:平野 英雄・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

