岩山牧跡(読み)いわやままきあと

日本歴史地名大系 「岩山牧跡」の解説

岩山牧跡
いわやままきあと

[現在地名]都農町川北 岩山

「延喜式」兵部省諸国馬牛牧に「都濃野馬牧」とみえ、古来より当地付近では馬が飼養されていた。慶長一四年(一六〇九)高鍋藩主秋月種実が当牧を設置し(本藩実録)、牧別当には河野孫四郎が任じられた(隈江家記)。寛永一五年(一六三八)の高鍋藩人給帳には諸郷催司のなかに岩山牧別当として五石扶持の義作の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android