岩崎台地遺跡群(読み)いわさきだいちいせきぐん

日本歴史地名大系 「岩崎台地遺跡群」の解説

岩崎台地遺跡群
いわさきだいちいせきぐん

[現在地名]和賀町岩崎

夏油げとう川が和賀川に合流する地点東の河岸段丘(標高約一〇〇メートル)上の扇端部にある。かけした台地・伍大坂ごだいさかI・伍大坂II・高田坂・久田IIの五地区からなり、広さ約二万九〇〇〇平方メートル。平成元年(一九八九)の調査によって縄文時代の落し穴状遺構三一基、平安時代竪穴住居跡七一棟・掘立柱建物跡一〇棟・土坑六三基・方形周溝二四基などが検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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