日本歴史地名大系 「岩村田宿」の解説
岩村田宿
いわむらだしゆく
[現在地名]佐久市岩村田
近世中山道の宿駅。江戸方の
元和二年(一六一六)一一月岩村田宿あての伝馬定書(明治大学蔵)では荷物一駄が小田井宿まで一九文、塩名田宿まで二一文とある。天保期(一八三〇―四四)の宿概況は宿内町並四三町七間、人口一千六三七人、家数三五〇軒のうち旅籠屋八軒、藩より三〇石余の免許がある。継立先は小田井・塩名田のほか、佐久甲州道
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報