岩瀬徳三郎(読み)イワセ トクサブロウ

20世紀日本人名事典 「岩瀬徳三郎」の解説

岩瀬 徳三郎
イワセ トクサブロウ

大正・昭和期の実業家 元・東洋曹達工業社長



生年
明治20(1887)年8月11日

没年
昭和46(1971)年2月2日

出生地
千葉県

学歴〔年〕
九州帝国大学応用化学科〔大正3年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和15年〕

経歴
九州帝大大学院でアンモニアソーダ法を研究、アメリカ留学後の大正7年日本ソーダ(徳山ソーダ)に入り、取締役技師長となった。昭和10年には東洋曹達工業を創立、社長となり、12年東曹産業を創立、社長となった。日本におけるソーダ工業パイオニアで、戦時中海水から直接臭素の製造に成功した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩瀬徳三郎」の解説

岩瀬徳三郎 いわせ-とくさぶろう

1887-1971 大正-昭和時代の実業家。
明治20年8月11日生まれ。アメリカ留学ののち,大正7年日本曹達(ソーダ)に入社。技師長,専務などを歴任し,昭和10年東洋曹達工業(のち東ソー)を創立,社長となる。昭和46年2月2日死去。83歳。千葉県出身。九州帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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