岩菲(読み)ガンピ

デジタル大辞泉 「岩菲」の意味・読み・例文・類語

がん‐ぴ【岩×菲】

ナデシコ科多年草。高さ30~60センチ。葉は長卵形で厚く、対生初夏、黄赤色の5弁花を開く。白い花のものもある。中国原産岩菲仙翁がんぴせんのう 夏》蜘蛛の糸―の花をしぼりたる/虚子

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関連語 ようえき 名詞

精選版 日本国語大辞典 「岩菲」の意味・読み・例文・類語

がん‐ぴ【岩菲】

  1. 〘 名詞 〙 ナデシコ科の多年草。中国原産で観賞用として切り花や鉢植えにする。茎は高さ三〇~八〇センチメートルになり叢生する。葉は対生する卵状広楕円形。六~七月、径約五センチメートルの五弁花を上部葉の葉腋(ようえき)につける。花弁は黄赤色、白色または絞りなどで、縁に鋸歯(きょし)がある。がんぴせんのう。《 季語・夏 》 〔新撰類聚往来(1492‐1521頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「岩菲」の解説

岩菲 (ガンピ)

学名Lychnis coronata
植物。ナデシコ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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