岩角寺(読み)がんかくじ

日本歴史地名大系 「岩角寺」の解説

岩角寺
がんかくじ

[現在地名]白沢村和田 東屋口

和田わだ北部の岩角いわづの(約三三七メートル)山腹にある。同山は全山花崗岩の巨岩奇石をもって形成されている。山は仁寿元年(八五一)慈覚によって開かれたと伝え、山中に岩角寺本堂をはじめ毘沙門堂・那智堂・愛宕堂・白山堂・大日堂・観音堂・薬師堂・大黒堂などの堂舎があり、全山が霊場である。岩角寺は和田山常光院と号し、本尊阿弥陀如来。天台宗

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android