20世紀日本人名事典 「岩谷莫哀」の解説 岩谷 莫哀イワヤ バクアイ 明治・大正期の歌人 生年明治21(1888)年4月18日 没年昭和2(1927)年11月20日 出生地鹿児島県薩摩郡宮之城村湯田 本名岩谷 禎次 学歴〔年〕東京帝国大学経済科卒 経歴中学時代から「秀才文壇」などに投稿し、東京帝大在学中に尾上柴舟に師事する。昭和44年「車前草」に参加し、大正3年「水甕」の創刊に参加。またのちに「桜草」を創刊し「珊瑚礁」にも参加した。大正5年出版社莫哀社をつくるが、6年明治製糖に入社して渡台。8年結核のため療養生活に入る。歌集に「春の反逆」「仰望」など。「岩谷莫哀短歌全集」(水甕社)がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩谷莫哀」の解説 岩谷莫哀 いわや-ばくあい 1888-1927 明治-昭和時代前期の歌人。明治21年4月18日生まれ。尾上柴舟(おのえ-さいしゅう)にまなぶ。短歌雑誌「車前草」「水甕(みずがめ)」などの創刊・編集にかかわった。歌集に「春の反逆」「仰望」などがあり,死後「岩谷莫哀短歌全集」が刊行された。昭和2年11月20日死去。40歳。鹿児島県出身。東京帝大卒。本名は禎次。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by