岩飛(読み)いわとび

精選版 日本国語大辞典 「岩飛」の意味・読み・例文・類語

いわ‐とびいは‥【岩飛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高い岩の上から水中に飛び込むこと。また、その人。見世物にもした。
    1. [初出の実例]「ここに常住僧等、ひじりの参詣を感歎して、巖飛などいふ水練して見せ奉りければ」(出典:一遍上人縁起(1303‐07)九)
  3. 日本水泳神伝流の飛び込み術の一つ。高い岩などの上から直立姿勢水面直角に水にはいるわざ。また、その達人

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android