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岳王廟 がくおうびょう

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世界の観光地名がわかる事典の解説

がくおうびょう【岳王廟】

中国の浙江(せっこう)省の杭州(ハンチョウ)市にある西湖北岸に建つ、岳王(鄂王、岳鄂王)の廟堂。岳王は、攻め寄せる金と戦った南宋の武将・岳飛(1103~1141年)の別称で、三国時代の蜀の武将・関羽とともに、漢民族の英雄とされている人物である。岳飛は勢力拡大を恐れた南宋の宰相秦桧に謀殺され、罪人となる悲劇の最期を遂げる。その名誉回復は、彼の死後20年を経た後のことだった。ここは、元々は智化寺という寺院があった場所で、獄卒が岳飛の遺体を密かに運び出して埋めたといわれる。◇岳王廟は1918年に建設されたが、文化大革命の時期に徹底的に破壊された。現在の廟堂は、1979年に再建されたものである。

出典|講談社
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世界大百科事典内の岳王廟の言及

【岳飛】より

…近年では反帝国主義,民族主義の立場からあらためて評価され,愛国の情をうたった彼の詞,〈満江紅〉は満州事変の後,流行歌にもなった。杭州西湖畔の廟墓(岳王廟)は現在,〈国家重点文物保護単位〉に指定されている。岳飛は書家としても有名で,当時の武将の多くが文盲であったのに対し,顔真卿に学んだといわれる行草書は雄渾峻抜で,後世,愛好されつづけた。…

※「岳王廟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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