峯孝(読み)ミネ タカシ

20世紀日本人名事典 「峯孝」の解説

峯 孝
ミネ タカシ

昭和・平成期の彫刻家 元・武蔵野美術大学教授。



生年
大正2(1913)年8月5日

没年
平成15(2003)年4月10日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
京都市立美術工芸学校彫刻科〔昭和6年〕卒,東京美術学校中退

経歴
東京美術学校中退後帰京後、松田尚之主宰の東山研究所に通う。昭和8年清水嘉示に師事。11年第11回国画会展で「T氏の妹」など彫刻2点と油絵「山科風景」が初入選。14年同会彫刻部解散まで国展に出品。同年から建畠大夢の直土会に出品。戦後24年から自由美術協会展に発表、日本現代美術展、日本国際美術展などに出品。主に神話題材にした作品制作、写実的なブロンズ彫刻で知られた。55年武蔵野美術大学教授。代表作は「プリマヴェラ」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「峯孝」の解説

峯孝 みね-たかし

1913-2003 昭和-平成時代の彫刻家。
大正2年8月5日生まれ。昭和11年国画会展に出品。のち建畠大夢の直土会に出品。24年自由美術家協会会員となる。55年武蔵野美大教授。肖像や人体像を得意とし,公共の記念像も制作。平成15年4月10日死去。89歳。京都出身。東京美術学校(現東京芸大)中退。作品に「エドウィン・ダン銅像」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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