島中(読み)しまじゅう

精選版 日本国語大辞典 「島中」の意味・読み・例文・類語

しま‐じゅう‥ヂュウ【島中】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 島のうち。島のなか。また、島全体。
    1. [初出の実例]「カノ シマヲ ヅルニ ノゾウデ、ximagiǔ(シマヂュウ)ノ アクニンドモ センギ シテ ユウワ」(出典:天草本伊曾保(1593)ネテナボ帝王イソポに御不審の条々)
  3. ある限られた区域の中。ある界隈のうち。
    1. [初出の実例]「此嶋中に一銭も指引(さしひき)なしの男」(出典:浮世草子世間胸算用(1692)二)

しまなか【島中・嶋中】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android