20世紀日本人名事典 「島小太郎」の解説 島 小太郎シマ コタロウ 昭和期の陸軍特務機関員 インドネシア独立の英雄。 没年昭和23(1948)年2月23日 出生地静岡県清水市 本名岸山 勇次 学歴〔年〕陸軍中野学校下士官1期生卒 経歴陸軍中野学校を下士官第1期生として卒業、太平洋戦争中、特務情報工作員として南方に派遣された。敗戦後、インドネシア独立軍に投じ、第7方面軍茨木機関(茨木誠一指揮)の仲間とスマトラ島北東海岸地区で活躍、日本とインドネシア混成部隊を指揮してオランダ軍と戦った。昭和23年2月23日、ジャングルの中で手榴弾製造中に爆死した。インドネシア軍は国葬をもって葬り、インドネシア独立の英雄とたたえた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島小太郎」の解説 島小太郎 しま-こたろう ?-1948 昭和時代の軍人,インドネシア独立運動協力者。陸軍の特務情報機関員として南方に派遣される。戦後,インドネシア独立軍にくわわり,スマトラ島アチェ州で日本人とインドネシア人の混成部隊を指揮してオランダ軍とたたかう。昭和23年2月23日手榴弾(しゅりゅうだん)製造中に事故死。静岡県出身。陸軍中野学校卒。本名は岸山勇次。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by