島崎正樹(読み)しまざき まさき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島崎正樹」の解説

島崎正樹 しまざき-まさき

1831-1886 幕末-明治時代の国学者。
天保(てんぽう)2年5月4日生まれ。島崎藤村の父で,小説「夜明け前」の主人公青山半蔵のモデル。信濃(しなの)(長野県)馬籠(まごめ)宿の本陣・庄屋・問屋をかねる家に生まれる。平田篤胤(あつたね)没後門人となる。維新後,戸長,学事掛をへて,教部省考証課雇員。明治7年天皇の輿(こし)に憂国の歌をかいた扇をなげ,不敬罪にとわれる。岐阜県水無神社宮司となるが,帰郷し19年11月29日死去。56歳。初名は重寛。字(あざな)は禎夫(さちお)。号は璞堂(あらたまのや),静舎,観山楼。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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