島庄遺跡(読み)しまのしよういせき

日本歴史地名大系 「島庄遺跡」の解説

島庄遺跡
しまのしよういせき

[現在地名]明日香村大字島庄

飛鳥から奈良時代の遺跡。昭和四七年(一九七二)以来、平成一七年(二〇〇五)まで継続して調査が続けられている。遺跡は石舞台いしぶたい古墳の北側一帯に分布し、柵列に囲まれた一辺四二メートルの方形石敷池や苑池を思わせる配石遺構と溝、掘立柱建物跡などが検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報