ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「明日香村」の解説 明日香〔村〕あすか 奈良県中部,飛鳥川上流域を占める村。 1956年阪合村,飛鳥村,高市村が合体して発足。北は奈良盆地,南は竜門山地にわたる。盆地南東部の丘陵地は飛鳥時代の旧都の地で,古文化地帯をなし,石舞台古墳,高松塚古墳 (壁画は国宝) の特別史跡をはじめ,飛鳥寺,橘寺,飛鳥板蓋 (いたぶき) 宮跡,マルコ山古墳など史跡が多い。飛鳥川両岸には耕地が開け,集約農業が行われる。中心集落は西部の岡と飛鳥。国立飛鳥資料館がある。 1980年,歴史的風土を保存するため明日香保存法が制定され,国の責任で開発から守られることになった。西部を国道 169号線と近畿日本鉄道吉野線が通る。面積 24.1km2。人口 5523(2015)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
事典 日本の地域遺産「明日香村」の解説 明日香村 (奈良県高市郡明日香村)「美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」指定の地域遺産。 出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報