島津忠寛(読み)シマズ タダヒロ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「島津忠寛」の解説

島津 忠寛
シマズ タダヒロ


肩書
佐土原藩知事

生年月日
文政11年2月(1828年)

経歴
天保10年12歳で佐土原藩主を襲封。宗藩である薩摩藩藩政をともにし、生麦事件薩英戦争で講和交渉を続けた。明治2年版籍奉還により日向佐土原藩知事。

没年月日
明治29年6月20日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島津忠寛」の解説

島津忠寛 しまづ-ただひろ

1828-1896 江戸後期-明治時代の大名,華族
文政11年2月9日生まれ。島津忠徹(ただゆき)の子。天保(てんぽう)10年(1839)日向(ひゅうが)(宮崎県)佐土原(さどはら)藩主島津家10代となる。藩財政を改革し,洋式兵制をとりいれる。宗藩鹿児島藩と行動をともにし,薩英戦争,戊辰(ぼしん)戦争をたたかう。維新後,伯爵。明治29年6月20日死去。69歳。通称は又之進。号は蠖堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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