島見浜村(読み)しまみはまむら

日本歴史地名大系 「島見浜村」の解説

島見浜村
しまみはまむら

[現在地名]新潟市島見町・新富しんとみ

太夫浜たゆうはま村の東に接し、日本海に面する砂丘上に立地する漁業集落。御館の乱に際して上杉景虎方であった頸城の茶臼山くびきのちやうすやま城主手島氏が、落城後加賀国に追手を避け、さらに当地に来住して開拓を進め、文禄二年(一五九三)には西厳さいごん寺を建立したという。近世を通じて新発田藩領で、慶長三年(一五九八)頃の御領内高付帳(新発田市史資料)に島見浜二石九斗一升とあり、ほかに塩年貢浦役四石五斗と記される。同一七年の御蔵納同払方帳(同資料)には地役四石一斗・かま役二石四斗・ほど役三石五斗・網役七斗五升とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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